ロンドンの焼き肉店「Kintan」に行ってきた
2014年8月22日 by 編集部（籠）
オープン以来、話題を集めているロンドンの焼き肉店「Kintan」に行ってきました!
別に決まり文句でもなんでもなくて、本当に「話題を集めている」んです。この数週間で、在英邦人の方々から「もうKintanに行った?」って何度聞かれたことか。
在英邦人にとっては、焼き肉というと「日本に一時帰国した際のご褒美」みたいなイメージがあるんですね。出発前夜に必死になって荷物をパッキングし、飛行機に長時間乗って移動した揚げ句に、実家に到着するなり家族からあれやこれやと小言を言われて「もう嫌だ」ってくじけそうなときに、旧知の友人たちと焼き肉店に行って「こんなおいしいものが食べられるなんて、やっぱ日本に帰ってきて良かった～」と感慨に耽る。在英邦人の皆さんなら、この気持ちをきっと分かってくれるはず。
逆に言うと、今までロンドンで日本の本格的な焼き肉を味わえる機会ってあんまりなかったんですよね。そこにKintanがやってきた。今回の食事会ですが、英国ニュースダイジェストの社員は異例の総出となりました。モチベーション高過ぎ。
Kintanは、ホルボーン駅とチャンスリー・レーン駅のちょうど間みたいな位置にあります
僕らが座った奥の席の前にはすだれがかけられていました
水曜日の夜に行ったにも関わらず、お客さんがいっぱい。平日だけに、仕事終わりのビジネスマン & ビジネス・ウーマンのグループがたくさんいらしたように思います。確かに焼き肉ってグループで行くと楽しい料理ですよね。
私が一緒に行った同僚のお姉さま方たちは、「今日は焼き肉の匂いがついても大丈夫な服を着てきたの!」ってぶりっ子していましたが（失礼）、どうやらプレートが煙を吸い込んでくれる仕組みになっているようで、音はジュージューいっているのに煙が上がらない。つまりぶりっ子の心配、じゃなかった煙の匂いの心配はほとんどしなくていいようなつくりになっていて感動。
たぶんこのプレートの下から煙を吸い込んでくれている
で、あとはこのプレートの上に肉を置いて焼くだけ……って写真をUPしながらもうヨダレ出てきた。いや、うまかった。口の中に入れた途端、思わず目をつぶって舌に神経を集中させてしまったぐらいおいしかったです。あと皆で「次、カルビ焼いちゃうよー」みたいに掛け声かけ合いながら食べる食事って楽しいですね。
焼き放題ウヨレイヒー♪
メニューにはベジタリアンの方にもうれしいホタテなんかもある
デザートにはもちアイスをいただきました
疲れたときに、おいしいもの食べて、栄養つけて、ワイワイやって元気になれる店。女性を誘っても嫌がられない焼き肉店。気付けば僕も「もうKintanに行った?」と言っている在英邦人の一人となった次第です。念のため、Kintanのお店情報を以下に記しておきますね。
Kintan
34 High Holborn London WC1V 6AE
Tel: 020 3150 2501
www.kintan.uk
それでは皆さん、ごきげんよう。（籠）
