Freeviewがやってきた

2006年8月22日 By 編集部員(麟)

自慢じゃありませんが、先週末まで家では地上波5チャンネルしか見れませんでした。

日本ではテレビに育てられたといっても過言ではないくらいテレビっ子だったのに、英国に来てからはテレビがつまらないからか、ただ単に理解力が足りないからか、見たい番組だけをピンポイントで見るように。それに比例して、読書とかテレビ以外のことに費やす時間が増え、そんな生活を中々気に入っていたのですが、遅ればせながらもとうとう先週末、禁断の果実「Freeview」に手を出してしまいました。

「Freeview」をご存知ない方のために簡単に説明を加えると、無料の地上デジタル放送のことです。イギリスの地上波は5チャンネルしかありませんが、「Freeview」のチューナーをつけるだけで視聴可能なチャンネルが一気に50チャンネルぐらいに増えます。無料といってもTVライセンスは払っているわけで、同じ料金を支払うなら、「Freeview」があった方がテレビ・ライフも華やぐというもの。

さてさて、この「Freeview」登場のお陰で、惨めな私のテレビ・ライフも大幅に変わる予感。今までは地上波で流されるデジタル放送のテレビ予告を見ながら、「あ、あの映画やるんだ。見たいな~」とただただ指をくわえるだけでしたが、「Freeview」という鍵を手にした今は見放題!ですよ。うほほほほ。 しかし、元来テレビっ子なため、ようやく克服した(というかつまらない英国テレビのお陰で自然に克服できていた)ダラダラ・テレビ鑑賞が復活するのも時間の問題。寝不足間違いなしの道を歩もうとしている今、「本当にこれでよいのか?」というちょっと複雑な心境に陥っているのであります。

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