女性スタッフへ告ぐ
2007年1月23日 By 編集部員(籠)
ロンドンにいると、語学学校のクラスにしろ旅行のツアー団体にしろ、どこに行ってもとにかく女性が圧倒的に多いと感じたことはありませんか。英国ニュースダイジェストのオフィスも然り。約90%が女性で、僕が数少ない男性スタッフの1人です。そんな状況を男性スタッフが多数を占める他社の人に伝えると「うらやましいなあ」とか「君、モテモテだね」と冷やかされることもありますが、特に良いことはありません。「じゃあ、何か不満があるの?」と聞かれるとあるので以下に箇条書きにしてまとめてみました。公平を期すため、いつも僕の原稿をチェックしてくれている女性編集スタッフからのコメントもカッコ書きにして併載致します。
・ゴミ袋とか重いもの運ぶ時に無条件で自分の担当となる→(私は自分でやっています)
・蛍光灯が切れて新しいものと取り替える時など、高い位置での作業が無条件で自分の担当となる→(前回はインターンの人にお願いしました)
・トイレがオフィス内に1個しかないので自然に男女共用となるが、用を足した後に便座を下げないと怒られる→(常識です)
・サッカーや野球の話題を熱く語っても、誰も乗ってこない。サッカー選手を「カッコいい」か「カッコ悪い」かだけで評価する→(「興味ない」とだけ一言伝えた方がいいですか)
・ ジーンズの腰履きが「ファッション」であることを理解してもらえない。「汚いパンツが見えているからズボンちゃんと腰まで上げてください」と言われる→(これは男女というより、個々人のセンスの問題だと思います)
・ついでに言えば、「栄養偏っていますね。野菜食べなきゃ駄目ですよ」とか「ネズミが出ると困るからお弁当のゴミきちんと片付けてください」とかですます調の教育的指導みたいな一言が全般的に多い気がする→(あなたが一番年下だからです)
・「○○っていう女優さん綺麗だよね」と問いかけると絶対「ええーっ、そうですか。別に」と言われる。話にならない→(あなたには女性を見る目がないのです)
・若いアイドルを「かわいい」とコメントすると、「ロリコン趣味ですか」と返される→(自分では気付いてないのですね)
・「男の人ってガサツですよね」という発言は許されるのに、「女の人って気分にムラがあるよね」と言うとセクハラになる(男の人というか、あなたがガサツなんです)
オフィスの雰囲気がちょっと殺気立って来たので、今回はここまでにしておきます。お後が宜しいようで。(籠)