結婚のさまざまな形。そこに愛があればいいんだぜ

友人の結婚式に出席することになり、結婚おめでとうカードを探しに大型の書店に行きました。

お店ではさまざまなカードが売られていましたが、

宗教、ジェンダー、いろんな結婚の形があります。美しい

例えば写真の左上、ゲイのカップル向けのカードはとてもイギリスっぽいなぁと思いました。左上から2番目のものはヒゲ面の男性2人のイラストです。

イギリスでは同性婚OKなので、こういったデザインのカードも書店やカードショップで簡単に手に入ります。また、結婚にまつわる特別で面倒な手続きもなく、友人たちも準備から当日までスムーズに結婚。

日本では「今忙しいから一旦婚姻届を役所に出して、結婚式は後で時間がある時にやろう」と考えるカップルもこの時代結構いると思います。一方イギリスではその方法はなく、Ceremonyと呼ばれる式に登記係(Registrar)を呼び、その人の前でサインして晴れて夫婦(夫夫、あれ、LG以外はどうやって表記するの漢字?)となります。日本は役所に届け出、イギリスは登記係の前でサインなのであります。

日本の西洋式?の結婚式の途中で、神父さんの前で何かの紙に署名するくだりがあると思うんですけど、あれがイギリスでは公式書類になるわけですね。ん? じゃあ日本のあの紙はなんなんだ…? 誰か結婚した人、教えてください。

この一連のイベントを行うにあたって、小規模でもセレモニーという形を取らねばならないため、規模によってはお金がすごくかかります。また、ご祝儀制度がないので実質ほぼ100パー自己負担です。ちなみにゲストの方は、絶対じゃありませんが(今私が買おうとしている)結婚おめでとカードに現金を入れて渡したり、シャンパンとかプレゼントを渡したりします。

そんなわけで、「まー今お金ないし、それに僕たちずっと一緒だから別に結婚という形は取らなくていいか」という決断に至る事実婚カップルも結構いるみたいです。お互いが愛し合ってればなんでもいいよね〜、が自然とできる国なんですね、イギリスは。

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さて、友人カップルは家族や友人に見守られて無事に結婚できまして、私もたくさんの幸せをお裾分けしてもらいました。二人が末長く幸せでいられることを心より願っております!らぶ!(葛)

ミスター4連発のカードにしました。喜んで受け取ってもらえてよかった!

 

 

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