本当の自分

2007年4月10日 By 編集部員(籠)

バンク・ホリデー期間中、ロンドンの繁華街レスター・スクエアの路上で働く似顔絵描きのおじさんに、自分の顔を描いてもらいました。

そこで今週の編集日記では、この似顔絵の品評会を行いたいと思います。本当は人前に出すだけの質を持った顔ではないのは重々承知なのですが、「似顔絵って結構おもしろい」ということを皆さんにお伝えしたいという気持ちに、どうしても抗うことができなかったのです。また公正を期すために、別の機会に描いてもらった似顔絵も引き出しから引っ張り出しました。恥を忍びに忍んで、ここに全て公開致します。「本当の自分」は一体どれ?
「本当の自分」
似顔絵①
レスター・スクエアにいた似顔絵描きのおじさんに頼んだもの。僕の顔は岩石のようにゴツゴツしているんですね。
「本当の自分」
似顔絵②
ニュースダイジェストのデザインさんが描いてくれた似顔絵。こちらはゆで卵のように滑らかな曲線で顔が描かれています。ちょっと例えが古いけど、マルコメ君にも似ている。
「本当の自分」
似顔絵③
これは自画像。自分の特徴は自分が一番よくわかると意気込んで描いたものの、ツタンカーメンの黄金マスクみたいな絵になりました。
「本当の自分」
実写版
これが本当の自分?

ちなみにレスター・スクエアのおじさんに払ったお金は15ポンド。似顔絵を描かれている5分ほどの間、幾人もの通行人が足を止めて、おじさんが描いている絵と僕の顔を交互に見比べては、「ぷっ」と笑ってその場を去っていく光景が印象的でした。(籠)

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