ウォータールー駅近くにある落書きだらけの道

by 編集部(籠)

皆様こんにちは。英国ニュースダイジェスト編集部の(籠)です。イギリスらしからぬ天気の良い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。暑い日に限ってロンドン地下鉄が止まって車内で数十分も立ち往生みたいなことが起こりがちなので、ペットボトルなんかを持ち歩くといいですよ。

さてさて、先日、ロンドン・アイの近くをお散歩していたら、落書きだらけの道を発見したので報告申し上げます。

「落書きだらけの道」って聞いても、「うちの家の周りだって落書きばっかだよ」なんて思う人もいるかもしれませんね。でもね、チッチッチッ。そういうレベルじゃないの。だって道の入り口に「公認された落書き地区」という看板があるぐらいなんですから。

The Tunnel

「公認された落書き地区」と書かれた看板さえ落書きされている

道に入ると、もう見渡す限り落書きだらけ。まあ見てくださいな。

The Tunnel

落書きがないところを見つける方が難しいくらい

何でも聞いた話によると、まだウォータールー駅がユーロスターの発着所だった時代に、乗り物用の通路として使われていたんだとか。イギリスの有名なグラフィティー・アーティストであるバンクシーが仕掛けたイベントがきっかけとなって、ここが落書き王国になっちゃったみたいです。

The Tunnel

まさにこの日も落書きしている最中の人を発見

ちなみにこの道の名前は「Leake Street」って言います。「開催国ブラジルの雰囲気にあふれたロンドンのパブ & バー」で取り上げた「ヴォルツ」がこの道の上にあるんですよ。人気の少ないちょっと物騒な雰囲気の場所にあるので、観光客の方とか夜中に行ってみたいという方がいたらどうかくれぐれもご注意を。

このLeake Streetにある落書き作品のいくつかを写した写真を、英国ニュースダイジェストのフェイスブックにUPしているのでお時間あったら見てみてください。

それではごきげんよう。(籠)

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