BTにやられた、犬にもやられた

By 編集部員(籠)

憎っくきBTによるトラブルのせいで、英国ニュースダイジェストのウェブサイトの更新が昨日ほとんどできませんでした。大変ご迷惑をおかけしました。

ところで、暑くなったり寒くなったり随分と気まぐれな天候が続く今日におかれましては、皆様いかがお過ごしでしょうか。太陽がメラメラと燃えていた先週末、僕は、近くの公園で日光浴を楽しんでおりました。なのに、僕の大切な安らぎの時間を乱しまくった、悪い輩がいます。それは、犬です。

プラハで新年を迎えて約10分後に野良犬に足を噛まれて狂犬病の注射を打つはめになるなど、僕はどうも犬というものとの相性が良くありません。そういえば、ポルトガルに行ったときは、背後から頭をアタックされたこともありました。ロンドンにおいても、僕とすれ違うときに、吠え掛かってくる犬のなんと多いことか。

四つ足でしか歩けないくせに、理不尽な攻撃ばかりしかけてくる犬はもちろん許せないのですが、もっと許せないのは二本足でプラプラ呑気に歩いている飼い主です。あんたの飼い犬がこっちに向かって吠えかかっているのに、「Oh, Do not worry. She is very friendly」とか言っている人が嫌だ。

まず、あれだけ猛々しく吠えておいて、「She」ってお前さん女性だったのか、と軽く違和感を覚えます。あとこれだけ攻撃的な一面を見せながら、「フレンドリー」って一体何? 百歩譲って、フレンドリーだとしよう。でも、フレンドリーだったら、公園で気持ち良く寝ている人に襲い掛かっていいのだろうか。

あと叱っているふりだけしてお茶を濁そうとする飼い主も嫌い。「ジョージ、カモン! ビヘイブ!」みたいなこと言ったって、犬なんだから英語分からないっつーの。もし分かるというのなら、家出る前に、「公園で寝ている日本人に襲い掛かっちゃだめよ」って優しく一言伝えれば済むじゃないか。分かってないから吠えるんじゃないか。

ああすっきりした。これで気持ち良く、バンク・ホリデーを過ごすことができそうです。お疲れ様でした。(籠)

Tags:
前の記事:
次の記事: