やっぱりパブが好き(日本のパブも)
by 編集部員(籠)
バンク・ホリデーを目の前にして仕事が手に着かなくなりつつある在英邦人の皆様こんにちは(今朝の通勤電車、空きすぎじゃないですか)。そしてゴールデン・ウィークを迎えたばかりの日本在住の皆様もこんにちは。バンクとかゴールデンとか5月になると人は金銭感覚を研ぎ澄ませるようになるのでしょうか。貴重な連休期間中の予定を手配しそびれちゃって凹んでいる(籠)です。
若いころは「次の夏休みもおじいちゃんの家行ってもっと大きなクワガタ捕るんだ!」とか「来年のクリスマスは高級ホテルで大好きな彼氏と一緒にサンタクロースを待っていたいの♡」とか色々と願ったりするもんですが、少しずつ年齢を重ねるにつれて、休日は「まっ飲むかっ」と一言で済むほど日常はシンプルになっていきます。僕も今年のバンク・ホリデー期間は最寄りのパブでグダグダすることになりそうです。
ロンドンというか英国に住むことで得られる幸せの一つが、特に気合いを入れて予定立てなくても、公園をブラブラした後で、ズボンのポケットに入っている小銭を予算にしてパブでのんびりするというのが気楽にできることにあります。日本だとね、一人飲みしているところを知人に見られでもしたら「あいつ自殺するんじゃないか」と余計な心配されたり、お店側にも「ビールだけをちびちびやるならお店なんか来ないで家で缶ビールでも飲んでなさい」的な雰囲気があったり。自由で気楽な英国のパブ文化が好き。
「そう、だから俺も英国暮らしって止められないんだよ」って相槌打ってくれた在英邦人の方々、ハイ・ファーイブ。そして「パブって言ってもな。日本で『パブが好き』って言うといやらしいお店に通うスケベな人って思われちゃうからな」と嘆いてしまった隠れ正統派パブ好きの日本在住の方々へ。日本にも英国式のパブって結構あるんですよ。日本で評判を集めている英国式パブがダイジェストのレストラン検索にていくつか紹介されているので、もしこの連休期間中に宜しかったらどうぞ。
それではごきげんよう。酒は飲んでも飲まれるな。(籠)