「駅員と警官に取り囲まれた」のその後 パート2

By 編集部員(籠)

「『駅員と警官に取り囲まれた』のその後」の続きです。

ナショナル・レイルに対する20ポンドの罰金をしぶしぶ払ってから2週間ぐらい経った後、自宅に手紙が届きました。送り主は、どうやらナショナル・レイルが委託しているサービス・センターみたいな機関のよう。

ナショナル・レイルからの手紙

これが送られてきた手紙です

内容を少しずつ読んでいきましょうか。

「It has been reported that Penalty Fare Notice was issued because you were unable to produce a valid ticket(然るべき乗車券を持っていなかったあなたには、罰金が科されることになりました)」

わざわざ手紙をよこさなくても、罰金を科されたことぐらい、罰金払った本人が一番よく知っとるわい。

「You were required to make payment by the date specified(そして、期日までにその罰金を支払うことが求められていたのですが)」

だからしぶしぶ払ったと言うとるやないか。

「Payment is now overdue(罰金の期限が過ぎてしまいました)」

エーーー!!!
(ちょっと気絶しそう)

「You are reminded that the amount outstanding £18.00 must be forwarded within 14 days(罰金の未払い分となる、18ポンドを14日以内に払ってください)」

だから払ったって言うとるやん!

「in order to avoid further debt recovery action being taken which will incur an additional administration fee of £20.00(払わないと、さらに罰金が20ポンド上乗せとなります)」

あんたら、まだゼニ取る気かい!(以上、マンガ「ナニワ金融道」の登場人物風に話してみました)

ちなみに、手紙にはこんな一文もありました。

「Any appeal which may have been made is a wholly separate matter from the legal requirement to make payment(もしかすると最低委員会、じゃなかった裁定委員会にこの罰金措置の正当性をめぐって抗議を出しているのかも知れませんが、それは全く関係ないことなので、とにかく罰金は払ってください)」

理不尽なのにも、ほどがある。罰金の領収書を同封して、こっちからも以下の手紙を送りつけてやることにしました。

In response to your letter, I would hereby like to clarify that the penalty fare, which you notified of as being ‘overdue’ was already paid. Please find the enclosed receipt for your confirmation.

I believe I am entitled to request compensation of at least £20 for wasting my time and the distress caused by your false accusation. You can either send me a cheque or electronically provide the credit for my Oyster card to make the payment.

I look forward to your prompt action.

(日本語要約)
罰金はもう払いました。領収書もあります。罰金、罰金って壊れたレコードのように繰り返すばかりだけど、罰金払って欲しいのは、無駄な時間を費やすことを強いられたこっちの方です。ナショナル・レイルよ、君たちこそ罰金を払いたまえ。

この手紙を送ってから1カ月経ちましたが、きっとお忙しいのでしょう。まだ返事はいただいておりません。

あー、腹立つ。(籠)

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