ビバ、ペンギン!
By 編集部員(月)
ペンギンが好きです。学生時代にはペンと呼ばれたこともあるほど、ペンギンが好きです。なぜ好きなのかと自己分析する必要性も感じないほど、昔からペンギンを見ると癒され、心躍らされていました。そんな私にとって見逃せないニュースが先日、飛び込んできました。
ロンドン動物園のペンギン・ビーチが新装オープン!
「イングランド随一の規模を誇る」という謳い文句には、正直、イングランドに一体いくつのペンギン・ビーチがあるんだと突っ込みたくなりますが、それは野暮ということで。
取るものもとりあえず、ロンドン動物園へゴー!
日本では関東近辺の動物園は網羅。ペンギンに至っては長崎のペンギン水族館にまで足を延ばしたこともある身にとって、動物園の規模そのものはかなり小さめに感じます。
でもこんなのや、
こんなのを見てしまうと、
心がふにゃふにゃになってしまいます。
つい、メスに邪険に扱われて半身が木から落ちつつ昼寝しているオス・ゴリラや、自分の体の3倍はある大人に向かってパンチを繰り出す赤ちゃんダイアナ・モンキー(そしてぶっ倒れる大人モンキー)などに目を奪われてしまいましたが、今回の目的はあくまでペンギン。「イングランド随一」のペンギン・ビーチに向かいます。
そして到着したペンギン・ビーチ。想像した通り、さほど大きくはありませんが……
ペンギンがぷよぷよ浮いているのを見ただけで胸が高鳴ります!
ぷっくりお腹と短い脚、なのに水中ではスイスイっと華麗なんです。夢中になってカメラを連写していたら、ラッキーなことに餌付けタイムとなりました。
飼育員さんがプールに向かって投げる魚に、我先にと群がるペンギン。透明な水の中を、めまぐるしく黒い集団が駆け巡ります。すごい食い意地。
そんな中、独自の道を歩むペンギンが一羽。地上をおっちらこっちら歩いているかと思うと、飼育員さんの真横にぴったりマーク。つぶらな瞳で飼育員さんを見つめ続けます。ひたすら見つめ続けること数分。あまりの愛らしさに飼育員さんも根負けしたのか、マンツーマンで餌やり。食に対する飽くなき探求、アイデア勝ちです。 (あまりのかわいらしさに写真撮るのを忘れてました)
そういえば、ペンと呼ばれるようになったもともとのきっかけは、私の食欲とペンギンの食い意地が似ているからだったな……と過去に思いを馳せ、複雑な心境になったりして。
ロンドン動物園。 小さめだとか、値段が高いとか、色々突っ込みどころはありますが、やっぱり動物は面白い。うけ狙いじゃないだけにより面白い(うけ狙いだったらそれはそれである意味すごい)。
お値段がお値段だからそう頻繁には行けないけれど、リージェンツ・パークからペンギン・ビーチを覗けるエリアを発見したので、これからはストレスが溜まったらペンギン覗きに行ってこようと思います。(月)