02 Jun 2011
駅員と警官に取り囲まれた パート2
By 編集部員(籠)
チャリング・クロス駅で繰り広げられた、、アミン大統領との対決の続きです。
アミン大統領: 「ともかく、君はお金を払っていない。つまりは泥棒だ。払いたまえ」
僕: 「泥棒って呼ばれ方には納得できないけど、運賃は払う。片道って2ポンドぐらいだったっけ?」
アミン大統領: 「いいや。君は無賃乗車という罪を犯したわけだから、罰金を払わなければならない。20ポンドだ」
僕: 「……。あのー、 片道20ポンドの電車って、あんた小旅行にでも出掛けるつもり? そもそも、定期が切れていて、オイスター・カードに十分なクレジットが入っていなかったのに、何で僕は出発地点であるニュー・クロス駅の構内に入って、電車に乗ることができたの? 」
アミン大統領: 「そんなこと知らない」
知らないって、アミン大統領、あんた駅員でしょう。と言おうとしたときには、4、5人の駅員が僕の周りを取り囲んでいました。
僕: 「罰金で儲けようとするための仕組みとしか思えない。オイスター・カードを持っているし、30ペンスとはいえ、その中にクレジットも入っている。電車に乗るだけの十分なお金を持っていないのだとしたら、出発地点で拒否されるべきで、ここまで来て20ポンド徴収するなんてボッタクリだ」
アミン大統領とその取り巻き: 「これ以上騒ぐと、警察呼ぶよ」
僕: 「はい、結構」
アミン大統領とその取り巻き: 「本当に呼ぶよ。知らないよ」
僕: 「はい、結構」
アミン大統領とその取り巻き: 「本当は警察呼んで欲しくないくせに。嘘つき」
僕: 「いいから警察呼んで」
それからたぶん30秒もしないうちに、警官2人がやって来ました。(さらに続く)