無気力と戦う

2008年6月24日 By 編集部員(籠)

ここ数週間にわたって、とてつもなく強大な倦怠感と戦っていました。

朝の通勤電車の中では、新聞を読む気さえ起きない。オフィスで自分の席に座ると、まるで温泉に入った後のような気だるさを感じる。午後になると我慢できないくらいに眠くなって、気をぬくとコックリさんしてしまう。お酒を飲んだわけでもないのに、夜にはもう呂律が回らなくなってくる。家に帰ってからも、恋をした乙女のように両手を頬に当てながらぼーっと夜空を見つめるだけ……。

勤務時間中に無口なのはいつものことなのでまあ良いとして、仕事が終わってからも覇気がないというのはちょっと問題です。この無気力の原因は一体何だろうと自問自答を重ねてきたんですが、今日になって「人知れず英国で花粉症デビューしていたから」ということが判明しました。だって試しに薬を飲んでみたら、間違って覚せい剤を服用してしまったのではないかと疑ったぐらいに元気になったんだもの。そういえば、目のかゆみや連発していたあくびも突然止まった。

僕がのんべんだらりとした日々を送っている間も、英国ニュースダイジェストのオフィスではそれなりに色々な出来事が起きていたようです。花粉症の薬を飲む前は全く興味が湧かなかったのですが、好奇心が回復したついでに振り返ってみたいと思います。

① パブ・クイズで11位になった

Japan Society主催のパブ・クイズ(パブでビール片手に皆でクイズ大会するイベント)に編集部全員+デザイナーとその旦那+その旦那の同僚、で構成したチームとして参加。優勝して賞品をかっさらってやる! と意気込んで出場したものの、惨敗の11位でした。敗戦の主因となった編集部の(月)さんと(肉)さんを徹底的に鍛え直して、次回大会に臨もうと思っております。
パブ・クイズ
どうやったらこの駄目チームを強化することができるか、作戦を立てている様子

② インターン生がやってきた

毎年この季節になると、ジャーナリズムについてお勉強する学生さんを中心にインターン生として働きたいとの応募が多く寄せられるのですが、今年は2名を採用。共に20代前半の女性、UさんとFさんです。これから産業革命時代の英国人労働者のごとく、こき使ってやります。

児童労働者

産業革命時代の児童労働者たち(写真はあくまでイメージです)

③ 席替えした

編集部の部屋が少し混み合ってきたので、僕だけ営業部の隅にある一角に移動することにしました。僕は幼いときから、この隅っこというのが大好きなんです。ちなみにこの移動によって、これまで席を並べていた編集部の(月)さんと(肉)さんが急に明るくなったともっぱらの評判です。ここで一句。
川柳道場
もしかすると、この上の画像に見覚えがある方がいらっしゃるかもしれません。そうです。私が花粉症を克服した今、いよいよ今年度の川柳道場を開講する準備が整いました。来週から今学期が始まります。それまで、以下のリンクから昨年度の模様をご堪能くださいませ。来週の編集日記をお楽しみに!(籠)

前の記事:
次の記事: