お花の祭典、チェルシー・フラワー・ショー

毎年5月(2023年は5月23日〜27日)に開催されるチェルシー・フラワー・ショー。このガーデン・ショー、入場料もなかなか高額な上に王立園芸協会の会員でないとチケットが買えない開催日も。友人に誘われ貴重な経験ができました(友人に感謝! )。

地下鉄Sloane Square駅に降り立つと、臨時の改札タッチが設置され、いかにこのショーが人気か実感させられました。会場のチェルシー王立病院に着くまでもさまざまな店先でお花の装飾があり(CHELSEA IN BLOOMといわれるそう)、街全体が盛り上がっています。

出迎えてくれたお花だらけの門をひとしきり撮影したあと、中に入ります。

お花の門

お花の門

私たちは午前9時ごろに会場に到着しましたが、すでにたくさんの人が来場していました。昨年も行った友人によると、午後になるにつれて人が増えていく模様。ちなみに会場には午前8時から入れるようです。

チケットを係の方に見せて会場に足を踏み入れてすぐに目に付くのは、物販ブース。ジョウロ、園芸用ハサミなどの園芸道具はもちろん、衣類や絵画、ランプなどなど、たくさんの商品が販売されていました。

そのディスプレイの仕方も美しいこと。何度かわいいと言ったかわかりません。

そのディスプレイの仕方も美しいこと。何度かわいいと言ったかわかりません

りんごで作られたサイダーとワインの物販会場。試飲ができます。

りんごで作られたサイダーとワインの物販会場。なんとブースの壁にはこのようにりんごが並べられていました。試飲もできます

その後、グレート・パビリオンといわれる巨大なドームに向かいました。私はお花の種類についてまったく詳しくないので、見て分かるのはバラやチューリップだけでしたが、それでもカラフルで生き生きとしたお花たちを見るのは、気持ちも明るくなり癒されました。

大混雑だったDavid Austinのバラブース

大混雑だったDavid Austinのバラブース

会場内のカラフルなチューリップ

会場内のカラフルなチューリップ

虹を彷彿とさせるお花たち

虹をほうふつとさせるお花たち

このように賞を受賞した作品にはメダルも展示されています。

このように賞を受賞した作品にはメダルも展示されています

展示はお花だけかと思っていたのですが、畑を再現したかのようなブースや、多肉植物、はたまたBonsaiもあって、さまざまな植物が見学できます。友人に指摘されて気が付きましたが、お花は元気で葉にも虫が食べた後なんて全くない……! どうやって育てたんだ……。

美しいレタスたち。

美しいレタスたち

そんなこんなでお腹がすきフードコートに行くと、混雑しすぎていて席がまったく空いておりません。席取りにかなり苦労したため、時間をずらすかレジャー・シートを持参されることをお勧めします。みなさん思い思いに芝生に寝転んだり、ごはんを食べたりしていました。

その後、最後の庭部門へ。日本人庭園デザイナーのお庭はものすごく人気で、写真を撮るのに苦労しました。1番並んでいたと思います。

かろうじて撮影できた

かろうじて撮影できた写真。奥は滝と茶室(?)です

以上、世界的に有名なチェルシー・フラワー・ショーに行ってきたお話でした。来年行かれる方に一つアドバイスを。たくさん歩きますし、湿気のある土を歩くことも予想されますので、スニーカーで行くことをお勧めします!(濃)

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