ニュースダイジェスト川柳道場~正規スタッフ編その①~
2007年7月24日 編集部員(籠)
先週は、「ニュースダイジェストでのお仕事」をテーマとして編集部で働くインターン生が作った川柳をご紹介しました。
発表した4句のうち3句までもが「オフィスの中が暑い」という不平不満の吐露に終始したので採点は自ずと厳しいものになり、2人の作者の成績は共に-20点。出だしは不調でした。
でもそんなピリ辛の評価にもめげず、本道場には今週もいくつかの作品が寄せられました。さっそく見てみましょう。まずは、もう半年ぐらい編集部でバイトとして働いている若き女性スタッフのIさんの作品から。
ダイジェストのオフィスはビルの最上階にあります。でもビルのエレベーターは利用できないので、始業時間間際にオフィスに駆け込もうとすると、地獄の階段ダッシュを経験することになります。余裕を持って早起きしない方が悪いので-10点。ちなみに、オフィスがあるのは4階です。事実を誤認しているのでさらに-10点です。
次もIさんの作品。
印刷所にデータを持っていく校了日は、編集部スタッフが激しくキーボードを打ち叩くために、パソコンはフリーズしがちです。この一刻を争う校了日にパソコンがフリーズすると、普通の人はまあパニックに陥ります。「ニュースダイジェストでのお仕事」というお題に今までで一番沿っているので、これは+10点。Iさん、初めて+点の大台に乗りました。でも前半のミスが響いて総合点では-10点です。
次はニュースダイジェスト編集部の大黒柱である(月)の作品を見てみましょう。(月)さんが編集部の正規社員として働き始めてもう数年ですね。期待しています。では、どうぞ。
ダイジェストのオフィスって、なぜか斜めに傾いています。この独特の斜面が、腰痛持ちの(月)さんを日々苦しめているようなのです。「腰痛」という言葉の渋さに+5点、腰の治療費代わりに+2点あげます。次行きましょうか。
ニュースダイジェスト編集部のオフィスには、全体のPCネットワークを管理するサーバーが置かれています。大型冷蔵庫みたいな形をしたこのサーバーが日中けたたましい音を立てていて集中力がそがれるということで、いつの日からか(月)さんはオフィスで耳栓して仕事するようになったそうです。仕事中(月)さんに声かけても反応しない理由がこれでよくわかりました。耳栓購入費代わりに+1点あげます。
ということで、結果発表。
Iさん……-10点 (月)さん……+8点
少しずつ、けれども確実に成績が上がっているようです。来週は、川柳道場~正規スタッフ編その②~をお送りします。(籠)