インターン日記。
2006年10月10日 By 編集部員(水)
はじめまして!10月からインターンとしてニュースダイジェストさんで働き始めました!ロンドン大学とは名ばかりのロンドンから微妙に離れた大学で国際関係を勉強中。
キャンパス内の寮暮らしで、世界各国の友達と共に生活する毎日。キッチンがシェアなので夜はフラットのみんなで夕飯を作りあって一緒に食卓を囲んでます。ラマダン真っ最中のイスラム教の友達や、牛肉を食べないインド人や仏教徒の友達など、異文化の人との共同生活は気をつけないと大変なことにも……。
つい先日、イスラム教徒とは知らず、カザフスタンの男の子に豚肉を食べさせてしまった。「知らなかったから大丈夫だよ」とは言っていたものの、とても悲しい顔をしていた。ラマダン前日に……反省。
とはいえ、みんなと一緒に暮らすと様々な文化を垣間見ることができて大変おもしろい毎日です。
今週は学部の顔合わせがありました。初のレクチャーでは教授が1年間の過酷な(噂によると)コースに備えるべく、勉強の方法や参考文献、今現在の世界の傾向など、熱弁を揮ってくれました。
文献を読み進め様々な世界事情やそれに対する論理や学派の主張を知れば知るほど、学生はパニックになってしまうらしいです。そんな時は「人間の本質は悪である」とするリアリストと、「いや、人間の本質は善である」とするリベラリスト、アイデアリトの2つの軸を頭に置き、著者や、自分がどちらの立場か確認すると自然とまとまりがつくとのこと。英国の国防機関で働いていたその教授自身は「最近、リアリストの方に傾いている」らしい。それからというもの暇があれば、「人間は善か、それとも悪か? と考えている私……。私は今のところアイデアリストかな?
また彼はこれから注目の国にインドを挙げていました。中国は今までも巨大国家になると予想されていたが、これからはインドにも関心が向けられるべきだとのこと。人口の多さ、発展の度合いもさることながら、ムスリム国家でもあるかららしい。国際関係の分野で関心が向けられながらも、私の学校のインド人や中国人の彼らはMBAやIT、経済、経営などを勉強している。
忙しい1年になりそうですが、世界の現状について頑張って勉強しようと思っています。ロンドンまで通うのは少し大変ですが、普段から愛読していたニュースダイジェストさんでお手伝いをさせて頂く機会が得られとてもワクワクしています。ニュースダイジェストで働かれているみなさんはテキパキとお仕事をされながらも朗らかな雰囲気を保っていて、ロンドンで働くってかっこいいな!と早くも痛感しました。どうぞよろしくお願いします。(水)