ウェス・アンダーソン監督の新作映画「Isle of Dogs(犬ヶ島)」のエキシビション&ヌードル・バー

英国で3月30日に公開のウェス・アンダーソン監督の新作映画「Isle of Dogs(犬ヶ島)」のポップアップ・エキシビションが、ロンドン中心部のストランドで開催中ということで早速行ってきました。ベルリン国際映画祭で銀熊最優秀監督賞を受賞、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、オノ・ヨーコ、夏木マリなど、豪華なキャストが声優として参加していることでも話題になっていますね。

この「Isle of Dogs」は、近未来の日本の架空都市を舞台にしたストップモーション・アニメーション映画で、大部分がロンドン東部にある3ミルズ・スタジオズで撮影されたそう。実際に撮影で使われたオリジナルのセットとフィギュアが展示され、間近で見ることができます。

Isle of Dogs 犬ヶ島

エキシビション会場は、180 The Strand

会場に入るとすぐにヌードル・バーがあります。どこか懐かしい昭和レトロのテーマパークのような雰囲気。

Isle of Dogs 犬ヶ島

Isle of Dogs 犬ヶ島

昭和レトロな商店街

メニューは、ゆずの香りの鶏白湯ラーメン、昆布やもやしなど野菜がのったベジタリアン・ラーメンの2種類で、どちらも10ポンド。ドリンクもアサヒビール、ワンカップ酒、ソフトドリンクがありました。ラーメンは売り切れ次第終了してしまいますので、ラーメン目当ての方は早めに行った方が良さそうです。

鶏白湯ラーメン

鶏白湯

野菜ラーメン

ベジタリアン・ラーメン

そしていよいよエキジビションへ。
広い部屋に十数個のセットが展示されています。家族連れも多く、子どもも大人も夢中で見入っています。

Isle of Dogs 犬ヶ島

犬ヶ島エキジビション

細部までこだわって作り込まれたセットの数々は、ウェス・アンダーソン独特のユーモアたっぷりでキッチュな世界観。外から見ているはずの自分が、未来と過去が入り混じった新次元にいつの間にかワープしてしまったような気さえします。

Isle of Dogs

桜が満開の「メガ崎市」のセット

メガ崎御魂神社

細かいところまでよくできているメガ崎御霊神社(「メガ」の漢字がコンピュータにも欲しい!)

Isle of Dogs

鏡越しにセットの「犬」と目が合ったりします

Isle of Dogs 犬ヶ島

セットの番号で制作風景を垣間見ていることを実感

Isle of Dogs 犬ヶ島

「メガ崎市」のSAKE BARのセット。こんなバー、行ってみたい!

Isle of Dogs 犬ヶ島

犬たちとアタリ少年のポスター

このエキシビションを見てから映画を観るのもよし、先に映画を観てからエキシビションを見るのもよし。このセットやフィギュアたちにどう命が吹き込まれたのか、公開が待ち遠しいです。イギリスでは3月30日(金)、日本では5月25日(金)公開です。

The Isle of Dogs Exhibition & Noodle Bar
2018年4月5日(木)まで
2018年4月8日(日)までに延長になりました!

The Store
180 Strand London WC2R 1EA
最寄駅:Temple
11:00-19:00(最終入場18:15)
入場無料

「Isle of Dogs(犬ヶ島)」あらすじ
日本のとある都市、メガ崎市では犬による伝染病が蔓延していたため、犬たちはゴミ島に隔離されてしまう。そんな中、アタリ少年は自分の飼い犬を探し出すため、ゴミ島に降り立ち……。

メイキング映像

『犬ヶ島』日本オリジナル予告編

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