ロンドンのおすすめ桜スポット
イギリスにいても、日本人にとっては桜はやっぱり格別。日本のように桜の木の下で飲めや歌えのお花見とはいきませんが、ロンドンで美しい桜を愛でることができる、とっておきのスポットを紹介します。
開花時期はその年の気候によりますが、大体3月の中旬から4月上旬に開花する桜が多く、遅咲きの種類は5月上旬でも咲いているものもあります。(参考までに写真の撮影日を記載します)
ぜひ、お天気のよい日を狙ってお出かけください!
*桜ではない花も含まれている場合もありますが、桜に似た花ということでお許しください。
多彩な桜が楽しめる
キュー・ガーデンズ
Kew Gardens
桜を堪能したいのであればやっぱりキュー・ガーデンズ。広大な植物園内のあちこちで、多種多様な桜が咲き誇ります。「Palm House」裏、「Temperate House」前、日本庭園をメインにまわると良いでしょう。お天気の良い日には、桜の下でピクニックを楽しむ人々もたくさん見かけます。
イギリスの風景に溶け込む桜
セント・ジェームズ・パーク
St James’s Park
ロンドン中心部、バッキンガム宮殿やグリーン・パークと隣接する王立公園、セント・ジェームズ・パーク。数本の桜が湖のまわりやバッキンガム宮殿に続く道にあり、イギリスらしい風景の中にある桜を楽しめます。
日本の春を思い出させるはかなげな桜色
スイス・コテージ
Swiss Cottage
地下鉄スイス・コテージ駅近く、図書館とレジャー・センター前の広場に、見事な桜並木があります。種類は分かりませんがソメイヨシノに似ていて、日本の春を思い出させてくれる桜です。はかなげな薄いピンクの花びらが風に舞うさまは、ため息が出てしまうほど美しいです。
バラ園だけじゃない!桜も楽しめるロイヤル・パーク
リージェンツ・パーク
The Regent’s Park
ロンドン中心部にある、バラ園や野外劇場で有名なリージェンツ・パークにも桜のエリアがあります。
世界遺産の街の桜のトンネル
グリニッジ・パーク
Greenwich Park
ロンドン南西部の世界遺産にも登録されている王立公園、グリニッジ・パーク。ここにも八重桜の並木があり、満開になるとそれはそれは美しい桜のトンネルになります。
ロンドンを一望できる丘の桜並木
アレクサンドラ・パレス
Alexsandra Palace
ロンドン北部のアレクサンドラ・パレスにもちょっとした並木があります。丘の上からロンドンの街並みも一望
イースト・ロンドンの庶民的な公園の桜
ヴィクトリア・パーク
Victoria Park
ロンドン東部にある「ヴィッキー・パーク」の愛称で親しまれる庶民の公園、濃いピンクの鮮やかな桜並木です。
京都庭園の桜を愛でる
ホランド・パーク
Holland Park
ロンドン西部の閑静な住宅地に広がるホランド・パークには、日本庭園「Kyoto Garden」があり、池や滝と桜の共演を楽しむことができます。
荘厳な大聖堂と桜のコラボ
セント・ポール大聖堂
St. Paul’s Cathedral
セント・ポール大聖堂の南側の広場に、数本の桜の木があります。クリストファー・レンがデザインした荘厳な大聖堂と桜の花が見事にマッチします。
タヴィストック広場にあるヒロシマの桜の木
Hiroshima Cherry Tree, Tavistock Square
ラッセル・スクエア駅近く、ブルームズベリーにあるタヴィストック広場には、1967年8月6日に広島の原爆犠牲者を偲んで植樹された桜があります。
● 英国に日本の桜を伝えた20世紀の園芸家コリングウッド・イングラムについての特集もどうぞ!
「知られざる英国人桜守、「チェリー・イングラム」を追う」
http://www.news-digest.co.uk/news/features/15355-collingwood-ingram.html