ロンドン大火から350年 記念イベント「London’s Burning Great Fire 350」
1666年9月2日に発生したロンドンの大火から350年を記念して、シティでさまざまなイベントが開催中です。
ロンドンの大火は、シティ公認ガイドの寅七さんのコラムでも度々登場する大事件です。
「シティの小便小僧」
http://www.news-digest.co.uk/news/columns/city/11044-1394.html
1666年9月2日未明から5日までの4日間、燃え続けたロンドン大火により、シティの約8割が灰塵(はいじん)に帰したといわれます。もう二度と大火を起こさないようにと、モニュメント駅の東側には、支柱のない石塔としては世界一高い大火記念塔が立っています。その高さ、202フィート(約62メートル)にはちゃんと意味がありまして、この塔を東に倒すと、出火元だったプディング・レーンにあるパン屋に当たるというわけです。
セント・ポール大聖堂やテート・モダン、インナー・テンプル・ホールなどで、ロンドン大火に関する展示やイベントが開催されるほか、シティ内の3つのルートで巨大ドミノも行われるとか。
そしてイベント最終日4日(日)には、米国人アーティスト、デ―ビッド・ベストのデザインによる、17世紀のロンドンを再現したテムズ川上のインスタレーションに火が付けられ燃やされます。
その木製のインスタレーションは今、こんな感じで準備中。圧巻です!
たくさんの地元の子供たちや失業中の若者たちもこのプロジェクトに参加し、手前の丸いパネルには彼らの考えた未来のロンドンと、希望をモチーフにしたドローイングが描かれています。
また当日のこのイベントは、オンラインでストリーミング配信されるそうです。
「London’s Burning」イベントの詳細はこちら
http://www.visitlondon.com/greatfire350
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ロンドン大火 350周年記念展「Fire! Fire!」ミュージアム・オブ・ロンドンで開催中
http://www.news-digest.co.uk/blog-uk/2016-09-27-great-fire/