仕事帰りにふらっとウィンブルドンに行ってきた
2015年7月6日 by(眠) *2019年7月4日一部修正
(籠)さんみたいにキャンプはできないお忙しい方々、並ぶのってめんどうくさい、でもウィンブルドンの雰囲気は味わってみたいというものぐさな方々でも、ウィンブルドン、楽しめます!
ニュースダイジェストのガイドPDFと、経験者のアドバイスを基に、まあダメ元でいってみようかと、先週の木曜日(7月2日)、仕事が終わってから地下鉄ディストリクト線でサウスフィールズまで出掛けました。
18時40分くらいにサウスフィールズ駅に到着。
さすがサウス・ウェスト地区は、ウチの近所とは違ってお上品だこと! とよく手入れされた家々の前庭に咲いた花々に見とれながらぼちぼち歩いていけば、当日券のキュー(Queue)に合流できます。
「Queue Card」をもらい、セキュリティーを抜けてチケット売り場に到着。キャッシュオンリーですが、現金のない人は係の人が会場内のATMに案内していました。(2019年7月4日時点では、カード支払いのほうが好まれるようです)
19時10分にはチケットを買えたので、駅到着から入場までにかかった時間は30分くらいでしょうか。待たされることもほとんどなく、するする進んであっという間に入場できました。
ただ、やはり日によって、ゲートの閉まる時間が違うようなので、公式ツイッターやハッシュタグ #TheQueue などで情報をチェックしたほうが良さそうです。(天候や混み具合によりますが、大会第1週目の月〜木曜日が比較的入りやすい気がします)
では、場内を写真で紹介していきます。
まずは、あこがれのセンターコート!!
グラウンズ・アドミッションでは入れませんが、外からその佇まいを見るだけでも感激です。
アナログなトーナメント表、すてきです。
もちろんクルム伊達公子選手や奈良くるみ選手の名前もありました。
そして、あこがれの丘です!!!
英国のテニス選手、ティム・ヘンマンにちなんで名付けられ「Henman Hill」。正式名称は「Aorangi Terrace」だそうです。最近では、英国No.1のアンディ・マリーにちなんで「Murray Mound」と呼ばれることも多くなってきました。足の踏み場もないほど激混みです……
英国のテニスの神様、フレッド・ペリー像。1934、35、36年までウィンブルドン選手権3連覇を達成。記念撮影スポットのひとつです。
どこもかしこも紫と白の花に彩られて……楽園ですか、ここは
バゲットでちょっとポッシュ?なホットドッグ。4.50ポンドなり。
お腹が空いているとなかなかおいしいです。
お約束のストロベリー & クリーム、ピムスもいただきました。ほかにもローストもの、フライド・チキン、ピザなどがスタンドで販売されているのに加え、レストランやカフェもあるので、食べ物には困りません。でもお弁当を持ってきてピクニックしているグループもたくさんいました。
こちらはシャンパン・バーでいい気分の人々。「間もなく閉まります」と何度アナウンスされてもなかなか帰りそうにないです(笑)
センターコートへの扉の上に刻まれている、キップリングの有名な詩「If—」の一節。
場内にも掲げられ、ここも記念撮影スポットのひとつになっています。
“IF YOU CAN MEET WITH TRIUMPH AND DISASTER
AND TREAT THOSE TWO IMPOSTORS JUST THE SAME”
Rudyard Kipling
記念の品:プログラム(8ポンド)、キーホルダー(4ポンド)、キューカード、グラウンズ・オンリー入場券(18ポンド)
たった3時間あまりの滞在でも、テニスの試合はもちろんのこと、歴史を大切にしながらも新しいことに挑戦していくウィンブルドンの精神を垣間みることができ、感激と同時にずしんと心に響くものを感じました。ゆる〜いウィンブルドン好きの方々も、この時期ロンドンにいらっしゃるのであれば、ぜひぜひトライしてみてください。きっと来年もまた来たい!と思えるはずです。