イギリスの暗い冬をやりすごす方法
by 編集部員(籠)
年の瀬のロンドンを始めとするイギリス各地で仕事に勉強に頑張っている皆さんこんにちは。英国ニュースダイジェスト編集部の(籠)です。もう本格的な冬に突入しちゃいましたね。
この季節、朝起きて窓を開けると、まだ真っ暗で憂鬱になったりしませんか。曇りの日で一日中暗いままだと、なんか世界の終末みたいなものを予感しちゃったりしませんか。
イギリス人たちが、春夏になると老若男女そろいもそろって公園に出掛けて日光浴に励むのにも納得がいきます。この国の冬には光がないんです。そんでもって結構寒い日にセントラル・ヒーティングが簡単に壊れてしまったり、ちょっと雪が降っただけで電車が遅延してプラットフォームで凍えながら立ちつくしたり、とかやっていると、暗さと寒さのダブル・パンチで気分が滅入ってきてしまうんですね。
イギリスでは、この気分の滅入りっぷりを「ウィンター・ブルース」って呼ぶらしいです。文字通り冬になるとブルーになる人が多いんだな。
で、このブルーをどう解消するかという話になると、逆転の発想で、光を浴びればいいらしい。でもこの季節にお日様はなかなか顔を出してくれない。蛍光灯とか見つめていたらむしろ目に悪そう。
そこで、どこまで本当なのか正直知らないけど、どうやら身体に良いらしい高照度の光を出す照明というのがありまして。今年の自分へのちょっと早目のクリスマス・プレゼントとして、買っちゃいました。ルミエっていう会社が出しているデスク・ランプ。ほれ、見てください↓
これを朝起きたてで浴びると、確かに目はよく覚めます。たぶん気分を高揚させる効果もあるみたいで、先週末に長時間浴びていたら、軽くラリッてきました(何事もやり過ぎはよくない)。
ということで、取り急ぎの報告でした。今年も残すところあと数週間。光をたくさん浴びて、元気に過ごしていきたいと思います。(籠)