Perfumeのロンドン公演に行ってきた
2013年7月05日 by 編集部員(籠)
久しぶりの夏らしい夏を迎えつつあるロンドンにお住まいの日本人の皆様、こんにちは。そして日本全国のPerfumeのファンの皆様、初めまして。イギリスで発行されている日本語新聞「英国ニュースダイジェスト」編集部の(籠)です。Perfumeのロンドン公演に行ってきたので僭越ながら報告申し上げます。
ええとその前にちょっと補足を。イギリスでの生活が長すぎてすっかり浦島太郎状態になっている在英日本人の方々のために念のため説明しておきますと、Perfume(パフューム)は今日本ですごく人気のある女の子3人組のテクノポップ・ユニットです。「テクノポップ・ユニット」っていう意味が分からない場合は、「耳にやさしい機械音に合わせて歌って踊るアイドル・グループ」みたいに大雑把に捉えていただいて構わないかと思います。
で、本題に戻りますと、Perfumeのロンドン公演、すごい楽しかった。いや、燃えた。シェパーズ・ブッシュ・エンパイアっていうロンドンでは結構メジャーな箱で公演が行われたわけなのですが、私が到着したときには入口から長蛇の列ができていましてね。
会場内はもうほぼ満員。僕は最上階の一番後ろの席に座ったのですが、その両端に空席があったぐらいで。しかもあれはたぶん関係者のために空席にしておいたところなんじゃないかなぐらいのもんで、会場の熱気ったらすごかったです。
ライブ開始前に「写真撮影や録画はご遠慮ください」というアナウンスが流れたら、「ハーイ」って返事する前列のコアなファンの方々には好感を覚えたし。Tシャツがはちきれんばかりにマッチョな体型をした外国人男性4、5人が最後列に立っているのを見たときは何事かと思ったけど、ライブが始まった途端にその全員が激しくダンスし出してかなり盛り上がっていて微笑ましかったし。あと僕の真後ろにいた一人で来ていたスーツ姿の若い外国人の静かな佇まいもステキでした。
まだ世界ツアーの途中みたいだから、ライブ構成なんかについては口をつぐんでおきますが、Perfumeの3人のパフォーマンスはさすが堂々としたもので。所々でしっかりと英語でMCをしていたのが印象に残りました。決して流暢ではないのかもしれないけど、また簡単な単語の組み合わせに過ぎないのかもしれないけれど、英語でのアドリブっぽいセリフもあったしね(ノッチが笑い取ってた)。
ライブ終了後の、現地のファンの喜びようをほら見てください。
Perfumeには、またロンドンに来てもらいたいな。
ロンドン公演の写真については、英国ニュースダイジェストのフェイスブックにもアップしてあるのでよろしければご覧ください。
それではごきげんよう。(籠)