30 Dec 2011
ハーフ・マラソンを走ってきた
By 編集部員(籠)
2011年もあと残りわずか。在英邦人の皆様の多くは、日本に帰省したり、もしくはせっかくの機会だからとヨーロッパを旅したりという方が多いかと存じますが、どのような年越しをお過ごしになられるのでしょうか。
「今年一番の思い出」として私の脳裏に浮かぶのは、今年11月に参加したハーフ・マラソンです。グランド・ユニオンと呼ばれる、ロンドンからイングランド中部バーミンガムへと続く運河で開催されたもので、さらには東日本大震災の被災者に向けた寄付金集めを目的としていたものでした。
恐らく、特に日本への縁などない英国人が大勢集まって、さりげなく日本に向けたチャリティー活動を行う。うまく言葉で説明できないけど、英国のそんな一面が大好きです。
しかもこのレース場となった運河の眺めがきれいでねえ。美しい景色の中を好きなだけ走ることができることに感動してしまった。レース参加者たちは強者ばかりで、高齢者や女性でも僕より速い人がいっぱいいて。その人たちに必死で付いていくのも楽しかった。
幸福感に浸り過ぎて、満面の笑みで走るちょっと危ない人になってしまっていたと自分では思っていました。でもあとで写真を見返してみると……
ちなみにこの日のタイムは、1時間33分19秒の総合36位。ゴール間近で、「(籠)選手、36位でゴールです!」って実況中継してくれるアナウンサーみたいな人がいて、それも大変うれしゅうございました。
ということで、私(籠)は、2012年も、走り続けたいと思います。英国ニュースダイジェストの読者の皆様、今年も一年ご愛読いただきありがとうございました。そして来年も引き続き宜しくお願い致します。(籠)