出勤日を間違えた

By 編集部員（籠）

起きてすぐにテレビをつけると、BBCでは朝のニュースじゃなくて、昨日行われたサッカーの試合のハイライトが流れていた。

いつもは大型トラックがびゅんびゅん飛ばしている家の前の大通りは、嵐の前のような静けさ。

電車はガラガラ。

しかも、普段、通勤に利用しているナショナル・レイルも、ナショナル・レイルの運行スケジュールが乱れたときに使うジュビリー線やドックランズ・ライト・ライルウェイも運休していたので、随分と遠回りして会社まで来るはめに（*年末年始の交通情報をきちんと参照しましょう）。

何とかオフィス最寄りのホルボーン駅まで到着して、駅前にあるBoots（英国版マツキヨ）で喉飴を買っておこうと思ったら、シャッターが閉まっている。

今日は何か変な日だな、と思いながらオフィスのドアを開けてみると、誰もいない。無人のオフィス。

あっ、今日は休日だった……。

今年は土曜日となったクリスマスの振替で、12月27日（月）は英国では国民の休日なんですね。そのこと、ダイジェストの同僚たちは皆知っていたのに、僕だけ知らなかったんですね。

だって、日本ではクリスマスって別に休日じゃないんだもの。しかも英国に「振替休日」っていう概念があることさえ今さっきまで知らなかった。他にも、今日間違って出勤しちゃった英国在住の日本人の方って結構いらっしゃるんじゃないのかな。えっ? いらっしゃらないんですか?

ちなみに、日曜日となったボクシング・デーの振替で、英国では12月28日（火）もやっぱり休日なんだそうな。諸君、間違えないように。

えーと、ここで発表があります。振替休日に働いてしまった振替として、12月30日（木）は僕の休日となることがさきほど決定致しました。なので、毎週木曜日にUPしているこの編集日記も、今週は月曜日付けです。その他、今日は一人で、溜まりに溜まった仕事をコツコツ片付けていくことにします。

しかし、誰もいないオフィスって寒い。

皆様、良いお年を。