泥棒が入った

By 編集部員(籠)

皆様、明けましておめでとうございます。新年早々ですが、弊社オフィスが泥棒に入られました。

弊社オフィスが入っているビルは、現在、工事中。この工事用に設営した足場を伝って、私のオフィスがある4階まで上り、侵入したようです。窓は、2カ所にわたって割られていました。調べた結果、いわゆるぺティー・キャッシュ用に用意していた小銭と、なぜかオレンジ・ジュースが盗まれていたことが判明したのです。

早速、警察(英国では999ですね)に電話したところ、やたら尋問口調の女性につながりました。会社名、住所、電話番号や被害の状況、犯人の心当たりから私の生年月日まで一通り尋ねた後に(火曜サスペンス劇場などでよく観る「刑事さん、私を犯人扱いしているんですか」「いえいえ、私たちもこれが仕事なんでねえ」というやり取りを思い出しました) 、「後で指紋とか取りに行く人がそっちのオフィスへ行くから」とだけ言って、電話を切ろうとするんです。ちょーっと待った。

僕:「警察はいつ来てくれるんでしょうか」

尋問口調の女:「何時かはっきりは分からないけれど、とりあえず、この事件をウェイティング・リストに載せておくから」

僕:「でも今日中に来てくれるんですよね」

尋問口調の女:「その予定。ただ現在、担当の者が他にもいくつか案件を扱っている最中だから、今はウェイティング・リストに入れてあげることしかできない」

僕: 「……」

巡回中の警官がすぐに様子見しに来てくれたあとで、肝心の捜査を行う人は、数時間後にちょろっと来ただけでちょろっと帰っていきました。しかしウェイティング・リストって、NHSじゃあるまいし。

今年はエキサイティングな年となりそうです。本年も、英国ニュースダイジェストを宜しくお願い致します。(籠)

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