19 Jul 2009
いざ、サウナへ(後編)
By 編集部員(籠)
サウナの中は、水で濡れた木の匂いが充満していました。
入って3分も経たないうちに、全身汗でびっしょり。なのにペッカさんが容赦なく焼け石に水をじゃんじゃんかけていくから、頭が若干クラクラする。
試しに内部の写真を撮ってみました。
サウナの中では、水をかける度に「ジュー」と聞こえる石の音と、木の椅子の上に汗が垂れた際に「コン、コン」と鳴る音が響いていました。ペッカさんと一緒に、たぶん、15分ぐらいはいたでしょうか。たっぷり汗をかいた後、サウナを飛び出して、冷水シャワーを浴びました。
サウナの暑さ、直後に浴びた冷水シャワーの冷たさ、ベランダでビールを飲んだときに感じた森の風の涼しさ。考えてみると、普段の生活では、これだけ異なる温度を一遍に楽しむ機会って滅多にないんですね。森のど真ん中にあるコテージで、タオル一枚の姿になりながら鳥の鳴き声を聞いたときには、自分が本当に妖精の国にまぎれこんだのではないかという錯覚を覚えてしまいました。(続)
今日の1枚
サウナから出てきて、コテージのベランダに佇んでみる。これで僕もフィンランド人の仲間入り
取材協力: Finnair、 Visit Finland、Finavia、日本政府観光局(JNTO)