仰げば尊し~前編~

2008年11月18日 By 編集部員(籠)

先日、晴れて大学院を卒業しました。

フルタイム編集部員以外の人には何となく秘密にしていたのですが、これまで週に1回ぐらいの割合で細々とパートタイムの大学院に通っておりました。恥ずかしながら学校では割と落ちこぼれており、単位を落としたり、途中で休学したりといった有様で、卒業までに6年という膨大な時間を費やしてしまいました。

だから、卒業式の日をどれだけ心待ちにしていたことか。

このめでたき日を記念して、まずはスーツを新調することにしました。ちょうど、せっかく大枚をはたいて購入したのに、腹を締め付けてばかりのポール・スミスのスーツには、そろそろ嫌気が差していたところだったのです。

服なんて値段やブランドじゃなくて、結局は着心地が良いのを選ぶのが一番だ、ということを今さらながら悟りました。ということで、トッテナム・コート・ロード駅すぐ近くにある、バートンにて、上下合わせて60ポンドのセール品を購入。卒業式の当日に、この真新しいスーツを下ろしていよいよ出発です。

卒業式

最近、このブログに自分の顔を出し過ぎではないかと反省しています

卒業式の会場には2時間前入り。すぐに更衣室へと向かい、衣装係のお姉さんに手伝ってもらいながら、レンタルしたガウンに身を包みます。

ガウン

服を誰かに着せてもらったのなんて、いつ以来のことでしょう

ガウンを着用したら、「卒業生」の出来上がり!

barbican

やっぱり、最近どうも自分の顔を出し過ぎなのではないでしょうか

着替えが終わってからも、卒業式が始まるまでに、結構色んな雑務をこなさなくてはなりません。下の写真は、卒業写真の購入を申し込んでいるところ。

卒業

「卒業写真のあの人はやさしい顔をしている」byユーミン

プログラムを確認しているところ。

卒業生

「2008年度の卒業生」の欄に自分の名前があるのを発見し、思わずにやけてしまいました

式直前になると何だかとてつもなく緊張してきて、10分間で3回もトイレに行きました。そうこうしている間に、いよいよ卒業式が始まったのです(続く)。

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