(籠)さんがいぬまに

2008年7月22日 By 編集部員(月)

皆様ご無沙汰しております。編集日記では「大英博物館に似ている」との枕詞をつけて紹介されることの多い編集部の(月)です。編集日記を書くのはおよそ1年ぶりとなります。

普段、編集日記を主に担当している(籠)さんが急に地方に出張となったようで、今朝私が出社したときにはもう、私の机の上に「編集日記、やっといて」と殴り書きされたポストイットが貼ってありました。なんだか釈然としないものが残りますが、せっかくの機会ですので私が日頃抱えている思いを徒然なるままに書き連ねてみたいと思います。

まず、(籠)さんはこうやっていつも仕事の振り方が乱暴なんです。私や(肉)さんが、本誌の締め切りさらにはウェブ上のニュース更新に追われているときに限って、「30分以内で川柳作ってください。イラスト付き」という指示メールを送ってきたりします。しかも字余りを毛嫌いしたり言葉の係り受けにこだわったりするから面倒くさいのです。

また彼は女性スタッフに対するデリカシーに欠けています。現に、以前「もう(月)さんのことを大英博物館に似ているなんて言わない」と誓っておきながら、いまだに私の顔を見て「人間の顔が建築物に似るってなかなかあることじゃないよね」と言ったりします。しつこいんです。

さらに言うと、彼は整理整頓が全くできません。机の上はしょっちゅう雪崩を起こしているし、そもそもネズミが出たのだって、彼がいつも夜食を食べるのに使ったお皿を出しっぱなしにしたまま帰宅することに原因があったと私たちは考えています。しかも彼は甘いものを食べ散らかすので、ネズミとか虫を呼び寄せてしまうのです。

「編集日記、やっといて」という、あまりに不躾な指示への抗議も含めて朝一番で携帯に電話したところ、車中の(籠)さんより「そんなの、(月)さんが普段心に思っていることを正直に書きゃいいんだよ」と仰っていただいたので、できるだけ素直な気持ちで本稿を書かせていただきました。お気に召していただけたなら幸いです。

来週には、また(籠)さんが戻ってきます。ということで、次回の編集日記まで、皆様良い1週間をお過ごしくださいませ。(月)

ネズミ駆除器

結局、ネズミ駆除器を置くことになりました


ネズミ駆除器
スイッチを入れると、ネズミが嫌がる音(ポール牧の指パッチンみたいな音です)を出します。

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