Whole Foods探検

2007年7月10日 By 編集部員（月）

先週末、共同作業でやらなければならない仕事がちょっぴり残っていたのですが、「オフィスでやるより、外でやりましょうよ～」という悪魔の（もとい、同僚の）囁きに乗って外のカフェで打ち合わせもどきをやることにしました。場所は今話題のオーガニック・スーパー、「Whole Foods」です。

ロンドン西部のハイ・ストリート・ケンジントンにあるWhole Foodsは、先月上旬にオープンしたばかり。高級感溢れるディスプレイに、3階建て（地下、1、2階）の一流デパートのような佇まい。う～ん、想像以上のナイスな雰囲気に入る前から気分はウキウキです。同僚が、30分ほど待ち合わせ時間を遅れてきたって、へっちゃらです。

「遅れてすみません!」と謝る同僚に、「気にしないで♪」と優しく微笑んでさあ、散策スタート。入った途端、私の大好きなパンとスイーツがずらーっと並んでいます。ああ、どうしてパンがいっぱい並んでいるのを見ると、こうも幸せな気持ちになれるんでしょう……。

さあ、すでにかなりのハイ・テンションになっている私たちが次に向かったのは、地下。色とりどりの野菜や果物が美しく陳列されています。整然と並べられてはいますが、泥付きのものもあったりして好感度大。個人的に野菜は泥付きが好きなのです。

地下にはそのほか、コスメ系も充実しているようでしたが、胃袋がうるさく鳴り始めた私たちは、食材よりも食事に気を取られ、2階へ。ここはフロア全体が食事できるようになっており、お寿司やオイスター・バーなど、いろいろなお店が入っています。キョロキョロ見渡す私たちの目の前には、昼間っから白ワインを片手にオイスターを食するカップルたち……。そう、とてもスーパーの一角とは思えない世界が広がっているのです!

あまりの興奮に、ここだと仕事にならない、ということに（ようやく）気付いた私たち。とりあえず近くのカフェで仕事を済ませることにしました。カリカリカリ……。もちろん、とっても真面目に仕事をこなした我らは、再びWhole Foodsに向かいます。目的は食後のデザート! 同僚は巨大なシュークリーム（1.99ポンドなり!）、私は緑茶のクレーム・ブリュレ（2ポンドちょっと）を選びました。お味は甘すぎず、上品な風味で大満足。値段もロンドン価格としては上出来です。

あれこれ買って帰りたかったのですが、その後観劇予定が入っていた私。それでもパンくらいなら……、と無理やり数個買ってしまいました。そして上品な劇場内のクロークで、パンが詰まった紙袋を預ける日本人が1人……。いいんです! 夜、家に帰って食べたパンもとっても美味しかったんですから! （月）