Yoshikiのロンドン講演会に行ってきた

by ウェブ部員(柑)

英国ニュースダイジェスト読者の皆様そしてYoshikiファンの皆様、こんにちは。英国ニュースダイジェストのウェブ部の(柑)と申します。先日、Yoshikiのロンドン公演に行ってもらい泣きしてきたという編集部の(籠)さんに続きまして、「涙のロンドン公演」前日に行われたYoshikiのトーク・イベントの模様をお伝えさせていただきます。

このトーク・イベントが行われたのは、大和日英基金が運営する大和ジャパン・ハウス。日英の文化交流などを目的としたイベントが数多く行われている場所です。

トーク開始時間の15分前ごろに同ハウスに着いた私は、なんと車で到着したばかりのYoshikiを目撃。一足先に見られて超ラッキー! 「このまま目と心を奪われたままで立ちつくしていたい」という衝動を必死で振り切ってお先に会場に入ると、「Yoshiki待ち」しているのであろうカメラマンが既にたくさん待ち構えていたので、「すみません、私のような人間にカメラのレンズを向けてもらって恐縮です」と心の中で唱えながら報道陣の前を横切っていきました。

トーク会場となったのは、2階にある小部屋。グランド・ピアノが一つと、チェロ、バイオリンなどの弦楽器演奏隊(美人のお姉さん4、5人)がそろっています。お客さんは7割が日本人で、きっちりした服装に身を包んだ30代〜50代くらいの人が多数を占めていました。紳士淑女の方たちばかりだったので、Yoshikiが来場しても「キャー」とか叫ぶ人はいません。でも静かに興奮しているのが伝わります(笑)。ピアノの音質チェックを済ませたYoshikiはいったん退場。

司会者の挨拶や紹介ビデオの上映などを経て、再びYoshikiの登場です。司会者としばし歓談した後で、「Forever Love」を演奏してくれました。指の動きが超滑らか。その美しい指先をこの目に焼き付ける私。

それから司会者によるYoshikiへの公開インタビューが開始されました。トーク内容の詳細について語るのは控えさせていただきますが、音楽に対する考え方や、日本人アーティストが海外進出する際の障害などについて語った上で、質問タイムへと移行。最後に「Anniversary」の演奏を披露して、盛大な拍手の中で退場していったのでした。

トークではすべて英語で話して、冗談も飛ばしているのがすごかったです。また彼の音楽に対する真摯な姿勢がうかがえる内容でした。中でも、Yoshikiが言っていた「ドメスティックに留まらず、世界を目指して欲しい」という言葉には非常に刺激を受けました。

ロンドン滞在者としては現地での生活の厳しさを感じることもあるけれど、私ももう少し海外で頑張るぞー。(柑)

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