読書日記: ケリー・ブルックの伝記を読んだ

2015年12月21日 by (籠)

皆様こんにちは。クリスマス・ショッピングを既に無事に終えた英国ニュースダイジェスト編集部の(籠)です。プレゼントを買おうとするとどうしても自分の欲しいものもついでに買っちゃって余計にお金を使っちゃうから困っています。

金欠気味なので、週末はおとなしく読書していました。手に取ったのは、ずっと積読していたケリー・ブルックという英国人タレントの伝記。発売直後に買ったのですが、そのタレントさんが好きかどうかと伝記を読みたいかどうかというのは別物みたいで、今までなかなかページをめくる機会がありませんでした。

読書日記: ケリー・ブルックの伝記を読んだ

これがケリー・ブルックの伝記。発売直後から4ポンド引きで販売されていました

日本ではたぶんあまり知られていないと思うのですが、このケリー・ブルックなるタレント、英国では相当名の知れたタレントさんです。ちょっとグラマラスというかふっくらというか健康美(?)が特徴で、いつも笑顔の明るいキャラで売っている感じ。

で、伝記を読むと、そうした外見に似合わずというか、そういうイメージの芸能人に限ってありがちというか、わりとワイルドな半生を送ってきたようです。以下、伝記の中から気になった部分を抜粋して紹介します。

・物心ついて最初の記憶は「お母さんが階段の下にいるお父さんに向かってアイロンを投げつけていた」
・若いころ、自宅があった郊外からロンドンに通う際にはいつもキセルしていた
・米歌手マドンナと英映画監督のガイ・リッチーの結婚式に当時の彼氏と出席したとき、酔っぱらって米女優のグウィネス・パルトローに対して甘い言葉をかけ始めたその彼氏をグーで殴った
・ラグビー選手のダニー・シプリアーニとの交際時、悪ふざけで一緒に遊びに行ったストリップ・クラブで、シプリアーニがストリッパーに電話番号を渡していたことが発覚。やっぱり殴ってクラブの警備員に羽交い絞めにされる

こう見ると、何だか犯罪と暴力に満ちあふれた人生みたいですね。ほかにも「ハリウッド映画の多くは実はハリウッドで撮影されていない。節税対策のためにカナダのバンクーバーで撮影している」とか「芸能人が集まるロサンゼルスはある意味で失業者の街。基本的に誰もが何か大きな仕事が舞い込むことを待ちながらヨガ教室などに通っている」といった生々しい話がいっぱいです。お陰様で充実した週末を過ごすことができました。ケリー、ありがとう。

一年の終わりに向けていよいよラスト・スパート。それでは皆さんごきげんよう。(籠)

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最終的には黄色いペンで線を引きながらしっかり読み込んじゃいました

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