駆け出しの（扇）がロンドンで一番高い「シャード」に行ってきた その1
By 編集部員（扇）
はじめまして。今月より編集部にてインターンをしている（扇）と申します。「楽しい仕事にいけるよ!」と言い渡されたのが今回体験レポートをさせていただく高層ビル「The Shard」の取材。（籠）さんと一緒に行くことになったのですが、私は約束の時間の15分前に着いたのに（籠）さんは15分遅れてきました。いや、全然気にしてないですけど。朝早くから極寒の中待っていましたけど全然気にしてないです。
The Shard全景。違う日に撮影した写真です。取材当日は雪でした。
はい、ということで、2月1日の一般公開に先駆け、「The Shard」のプレス向けプレビューに行ってきました。現在EU諸国内で一番高いこのビル、外装の完成お披露目式は昨年の7月にすでに行われており、この度ようやく内装も完成・・・・・・ということなのですが、入口や土台部分はまだまだ絶賛工事中。あと1週間しかないのに間に合うのでしょうか。完成した後で点検とかしないのかな、と不安になります。ちなみに、ロンドン・ブリッジ駅を出てすぐなのでアクセスしやすいです。
入口は工事中。見逃すとこでした。（誰かさんのせいで）急いでいたもので写真ボケててすいません。
しかし一歩中に踏み入れれば、さながら最新の映画館のような入場ロビーがお出迎え。受付カウンターの後ろのディスプレーにはタイムテーブルのようなものがあるので入場者は時間帯を区切られて入場することになるみたいです（滞在時間は自由）。受付の隣にはお土産屋さん。どうやら「キツネのロミオ」がマスコットらしく、ぬいぐるみが売られています。「なぜキツネ?」と思って調べたところ、2011年2月に建設中のThe Shard内部にキツネが迷い込み、72階（!）で発見され保護されるという珍事があったようです。
綺麗な受付カウンター。ソーシャル・メディアの活用にも力を入れています。
お土産を物色すること数分、プレス向けプレビューが始まりました。手荷物チェックのゲートを抜けるとロンドンゆかりの人物たちのポートレートをあしらったデザイン・パネルが通路を囲みます。と、そこへ緑一色の仕切りが部屋の真ん中に。これはいわゆる写真のクロマキー合成をすることができるアトラクションで、先のパネルの中に自分の写真を埋め込んでもらえるのです。そしてその先はいよいよエレベーター。地上から頂上まで直通ではなく半分あたりで一度乗り換えます。このエレベーター、とんでもなく速い（秒速6ｍ）上にエレベーター特有のGを全然感じません。
段階的なエレベーターを説明する図。
到着したのは68階。エレベーターのドアが開き、その向こうには素晴らしい景色が広がってるのかと思いきや、あれ? 窓ガラスが曇っていてよく見えない・・・・・・。聞くところによると、ここでじらして（?）おくことでこの上の階で景色の広がりを更に感じてもらえるようにするという演出なのだそうです。な、なるほど。ということでここからは階段で上へ。
雲の中にいるような演出がされた窓ガラス。
っと今回はここまで。じらしてみます。次回はついに展望台をご紹介します。（扇）
The Shard View Opening to Public
2月1日（金）～
9:00-22:00
£24.95～29.95
The Shard
32 London Bridge Street, London SE1 9SY
Tel: 0844 499 7111
London Bridge駅
www.theviewfromtheshard.com
