またしても駅員と警官に取り囲まれた
By 編集部員(籠)
またしても、ナショナル・レイルの駅員と警官に取り囲まれてしまいました。
2011年5月26日「駅員と警官に取り囲まれた」
2011年6月30日「『駅員と警官に取り囲まれた』」のその後
今回の話は、オイスター・カードが完全に壊れてしまったことに端を発しています。何がどうおかしくなったのかは分からないけど、ともかく、自宅への最寄駅であるニュー・クロスの改札でいくらかざしても、機械がオイスター・カードを読み取ってくれない。
改札口で木偶の坊みたいに突っ立っている駅の職員さんに困っている旨を伝えると、「窓口に行きなさい」。で、10分ほど列に並んで窓口の職員に「オイスター・カード動かないんですけど」と言うと、「地上線駅であるニュー・クロスではオイスター・カードに関するお問い合わせには対応できません。どこかの地下鉄駅に行って問い合わせてください」との返答。
出たな、必殺たらい回しの術。
ニュー・クロスだって地下鉄イースト・ロンドン線走ってんのに。ともかく、木偶の坊職員のところに戻って「地下鉄駅まで行けって言われたんだけど」と言うとすんなり改札を通してくれたので、そのまま電車を乗り継いで会社近くのホルボーン駅へ。この駅で再び「オイスター壊れちゃって使えないんで」と言って改札を通してもらって、問い合わせ窓口へと移動。ここでもまた10分ぐらい列に待った後で、窓口にいたまた別の木偶の坊職員(便宜上、こここでは「木偶の坊職員その2」とします)に「オイスター・カード壊れちゃったんですけど」というと、「この用紙に記入して」と言ってなんか紙をくれた。
出たな、必殺「用紙に記入してください」by 公務員の術。
言われるがままに氏名、住所、電話番号、オイスター・カードの登録番号など記入して提出すると、木偶の坊職員その2が難癖つけてくる。
木偶の坊職員その2: 「『パスワード』の項目が書かれていないじゃないか」
僕: 「パスワードのようなものを設定した記憶が特にないんですが」
木偶の坊職員その2: 「いや、オイスター・カードを発行した際にパスワードを設定したはずだ」
僕: 「じゃあもしかして、祖父の誕生日の『○×△■』ですかね?」
木偶の坊職員その2: 「違う」
僕: 「じゃあ会社のPCのパスワードに使っている「ゼロ☆●□」とか?
木偶の坊職員その2: 「それも違う」
僕: 「・・・・・・」
木偶の坊職員その2: 「最初の『ゼロ』は合ってる」
あっ、ヒントはくれるんだ。
僕: 「じゃあきっと、自分自身の生年月日だ。ゼロ×□△、ファイナル・アンサー」
地下鉄職員: 「不正解。パスワードがなければ、パスポートか運転免許証の提示がなければオイスター・カードの再発行はできんよ。今持っていないなら、家に帰って明日またこの窓口まで来なさい」
ということで、しぶしぶ退却。帰りの電車も「すみません、オイスター・カード壊れちゃって。でも明日パスポートのコピー持って戻ってくるんで」と低姿勢で改札に通してもらい、なんとか帰途に着いたのでした。続く。(籠)